実は先月救急車で運ばれました

こんにちは。あめたまです。

今回はただの近況報告的な記事です。タイトルの通りです。ある程度日が経ったしもう落ち着いた感じもあるので、反面教師がてらブログとしてまとめておこうと思った次第です。救急の電話や隊員とのやり取りってこんな感じなんだ〜程度のノリで読んでください。

 

結論を先に述べますと、診断結果は尿管結石です。原因は水分不足です。*1現在は特に日常生活に支障はありません。

筆者は高校生から社会人7年目となる今まで病欠0、当然コロナやインフルとも無縁*2の健康体...だったはずなんですけどね。久しぶりの通院がまさか人生初の救急搬送となったわけです。

尿管結石は痛みの王様とか言われることもあるようですが、本当に痛かったです。筆者は痩せ我慢が結構得意*3なのですが、それでも呻き声が出るぐらいには痛かったです。

 

発症したのは某日深夜3時頃でした。腹痛で目が覚め、トイレに入りました。前日の昼と夜は仕事のストレスからヤケ食いしたり酒飲んだりしてたので、この時はただの食べ過ぎ飲み過ぎとしか思っていませんでした。しかし、トイレに籠ってから30分ほど何も出てくる気配がありませんでした。それどころかいつもよりも痛みが強く、何かがおかしいと思いました。それから数分後に痛みが和らいだのでベッドに戻りましたが、また数分後に激しい痛みに襲われました。再びトイレに籠りましたが、やはり何も出る気配はありませんでした。それどころか、今度は手足の痺れまで感じ始めました。この時にこれは絶対ただの腹痛ではないと確信しました。そこで救急車を呼んだ方がいいかもしれないという考えに至りました。

痛みを堪えながらなんとかベッドに置いてあるスマホを手に取り、7119に電話をかけました。いきなり119にかけない謎の冷静さを保っていたのがまぁまぁウケますが。時間は4時ぐらいでした。

 

○7119にかけた時のやり取り

・症状は?→激しい腹痛と手足の痺れ

・いつ頃から?→1時間ぐらい前

・要救護者は?→私

・119にお繋ぎします。住所は?→(個人情報)

○119に代わった後のやり取り

・症状は?→激しい腹痛と手足の痺れ

・いつ頃から?→1時間ぐらい前

・要救護者は?→私

・歩けますか?→はい

・住所は?→(個人情報)

・名前は?→(個人情報)

・保険証はありますか?→はい

 

要約するとこんな感じだったと思います。

後から知ったのですが、7119は全国どこでも対応している訳ではないようです。この記事をたまたま目にしたついでに自分が住んでいる地域が対応しているか確認しておくと役に立つ時が来るかもしれません。来ない方がいいですが笑。

救急車を待つ間に保険証と財布と私用スマホと社用スマホをバッグに入れ、寝巻きのままとりあえず上着を羽織り外の寒さに耐えられる状態になんとかできました。電話を終えてから5分足らずで救急車のサイレンの音が聞こえてきました。本当に早い。サイレンの音が聞こえなくなってすぐに救急隊員がインターホンを鳴らしたので解錠しました。3人いた救急隊員のうち1人が荷物を持ってくださり、外までは自分で歩きました。

外に出たら担架に寝るよう指示されました。依然として激しい腹痛と手足の痺れはありましたが、なんとか担架の上に乗り横になりました。その後救急車の中へ収容されました。救急隊員の1人が受け入れ先を探しに電話している間、別の救急隊員にいくつか質問を受けました。

 

○救急隊員とのやり取り

・まだ症状は続いている?→はい

・手足の痺れは過呼吸だと思います。落ち着いて大きく息を吸って吐いてください。→痺れが取れる

・何か服用している薬は?→ない

・前日の食事は?→卵料理などをヤケ食い

・以前に同じような症状は?→ない

・具体的にお腹のどの辺が痛い?→へそから少し左下あたり

・少し痛むかもしれませんが、今から少しお腹周り叩くので特に痛かったら教えてください→本当に痛い場所叩かれた時はまぁデケェ声が出ました。

 

大体こんな感じだった気がします。どうやら腹痛と手足の痺れは関係なかったようです。

救急隊員とのやり取り中に受け入れ先を探している救急隊員の声も聞こえてきましたが、どうやら2件断られたみたいです。まぁ意識もあるし会話もできるからそこまで重症ではないと判断されるだろうしね。でも前日の食事に対する回答をしたあたりで救急隊員の顔が少ししかめっ面になったので、いっそ重症であってくれなんて願ったりもしましたが笑。いやヤケ食いが原因で救急車呼んだなんてなったら恥ずかしすぎるじゃないですか。

そんなこんなで受け入れ先が見つかってくれたので、救急車が走り始めました。行先の病院名と到着までの所要時間を救急隊員から伝えられました。仰向けのまま20分ほど揺られるのはもう1種のアトラクションでしたね。依然として腹痛は続いてましたし、何も楽しくありませんでしたが。

病院に到着した後は救急隊員に補助してもらいながら担架から降りました。たまたま視界に入った時計は4時40分ぐらいでした。

少し待機した後、看護師に呼ばれ病院のベッドに横たわりました。看護師からも救急隊員とほぼ同様の質問をされました。その後、採血されました。その頃は少し痛みが引いており、もしかして実は救急車呼ぶほどのものではなかったのでは?と思っていました。採血の結果を待っている間にCTスキャンを受けました。CTスキャンも人生初であり、いざ機械を目の前にした時は謎に緊張しました。CTスキャンから戻ったら採血のやり直しになりました(は?)。その後は点滴を受けながらしばらくベッドの上で待機となりました。TLでたまに見たり見なかったりする見知らぬ天井ってやつです。時間は6時ぐらいになっていました。腹痛はほぼなくなっていました。

しばらくしてCTスキャンの結果から腹痛の原因が尿管結石であったことが看護師から伝えられました。結石は小さめで、CTスキャン時にはすでに詰まりは解消されていたようです。ただし、結石は体内に残っているとのことでした。血液からは異常は認められず、原因としては水分不足により排尿が充分でなかったため詰まった可能性が高いと言われました。ちなみに結石自体は健康な食生活をしていてもできることはあるようです。看護師曰く、1日2リットルを目安に水分を摂取してくださいとのことでした。確かに筆者は仕事中でもゲーム中でも集中している時は本当に飲み物を一切口にしなくなるので、水分不足という理由は合点がいきました。特に救急搬送された日の1週間前ぐらいは仕事が忙しく、集中を切らさないために飲み物をあまり口にしていませんでした。夏場も終わり水分不足による熱中症も起きないような時期であったので何も気にしていませんでした。多分1日1リットルも水分を口にしていなかったと思います。今後の対処としては水分を多く摂取し、結石が自然と外に出るのを待つということになりました。結石が外に出ない限り尿管結石は再発率が90%と非常に高いようです。ただし、結石が外に出たかは自分で気づけるとは限らないとも言われました。7時半頃に帰宅しても問題ないと看護師から伝えられました。

費用は約15000円でした。保険証がなかったら50000円以上はかかっていたみたいです。日本の医療制度のありがたさを実感しましたね。

帰宅中に速やかに上司に事の経緯を報告しました。午前中は休んで午後は在宅勤務しますと報告したら午後も休めと怒られました。優しいねぇ。

その翌日の午前中にまた同じ腹痛に襲われました。本当に再発するらしい。その時はもう理由が分かっていたので深呼吸しながら痛みが引くのを待ちました。まぁ前日ほどではないにしろ痛かったですが。鎮痛剤で痛みがやわらいでいる間に結石の詰まりが解消されればその場はしのげるとのことだったので、薬局で購入しました。その後から今に至るまで尿管結石と思われる痛みは感じていません。

筆者は仕事でよく出張に行っているのですが、尿管結石の発症が出張から戻ってきた翌日、再発した翌日から出張というスケジュールであり、発症日自体は自宅にいたというのが不幸中の幸いでした。

 

以上が事の経緯になります。若くても尿管結石になることはあるらしいです。*4みなさんも気をつけてください。

 

最後に一言

 

救急搬送されたら見知らぬ天井なんて言って写真撮ってSNSに投稿する精神的余裕なんてねぇよwwwwwwwwwwwwwwww

 

ありがとうございました。

*1:決して過労なんてことはない笑。

*2:引きこもりオタクって言うの禁止

*3:軍艦じゃんけんってあるじゃないですか。あれで絶対に根を上げないから相手が諦めて降参してくれるレベルです。そのおかげで筆者は手の甲を内出血したことがあります笑。

*4:ちなみに筆者は現在29です。